風情ある石畳の坂道
戸時代の面影を残す石畳の坂道は、馬籠宿のシンボルです。坂道を登りながら、当時の旅人の気分を味わってみてはいかがでしょうか。
桝形:宿場に敵が侵入するのを防ぐため街道を鉤の手に曲げた桝形も当時の雰囲気を漂わせています。
水車:馬籠宿を流れる水路の水で回ります。水のせせらぎに癒されながら写真が撮れます。
馬籠見晴台
宿場町を抜けた先の馬籠見晴台からは、恵那山をはじめとする木曽の山々を一望することができます。特に、夕暮れの景色は絶景です。見晴台からの眺めは、街道の旅情を感じさせる素晴らしいフォトスポットです。
島崎藤村ゆかりの地
日本近代の文豪・島崎藤村の生誕地でもあり、島崎藤村ゆかりのスポットがたくさんあります。宿場の中央には、藤村の生家跡に建つ「藤村記念館」があり、藤村の長編歴史小説『夜明け前』の原稿や、彼が晩年を過ごした神奈川県大磯町の書斎が復元されています。藤村記念館を訪れると、藤村の生涯をたどることができます。
食べ歩き・グルメ
馬籠宿では、焼きたての煎餅やおやき、中津川の郷土食である五平餅など、食べ歩きが楽しめます。夏には栗きんとん味のソフトクリームも人気です。お店ごとに異なる味を楽しむことができます。
五平餅:木曽名物の五平餅は、馬籠宿でも人気です。香ばしいタレを塗った餅は、歩き疲れた体に染み渡ります。
おやき:甘味や辛味など、様々な種類のおやきを楽しむことができます。
栗きんとんソフトクリーム:夏の暑い時期には、栗きんとん味のソフトクリームがおすすめです。
歴史
馬籠宿は、古くは平安時代から宿場町として栄えていました。江戸時代には、江戸から京までの96ある宿場町の一つとして、中山道の重要な宿場町として多くの旅人が訪れました。明治時代に、鉄道の開通とともに宿場町としての役割を終えました。1895年と1915年の火災により古い町並みは消失しましたが、その後復元され、江戸時代の面影を残しながらも、現代の生活と共存する町並みは、多くの観光客を魅了しています。
ハイキングコース
馬籠宿から次の宿場町である妻籠宿までは約7.3kmで、徒歩で約2時間ほどのハイキングコースとして人気があります。家族連れでも楽しめるコースで、歴史ある宿場町を歩きながら、自然の美しさを感じながらの散策が楽しめます。