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中津川宿

(なかつがわじゅく)

江戸時代の面影を残す町並み

中山道中津川宿は、交通の要衝として東美濃地方で随一の商業の町として栄えた江戸から45番目の宿場町です。江戸時代の風情を残す町並みは、訪れる人々に懐かしさを感じさせます。

大名通行や姫宮通行の休泊で利用された中津川宿本陣があった本町には、うだつのある家やます形、旧庄屋屋敷などの古い町並みが残っています。防火や身分の象徴として建てられた「うだつ」は、中津川宿のシンボルです。各家が「我が家が一番だ」と競い合った、当時の活気あふれる様子が伝わってきます。

歴史

木曽路の玄関口としても栄えた中津宿の町並みは、西の京都側から東の江戸側に向かって続いており、町の長さは寛文3年(1663年)以降、幕末まで10町7間、道幅は3~4間でした。

中津川宿は尾張藩の重臣で木曽代官や福島関所の管理責任者であった山村甚兵衛家の知行所であり、中津川代官所が存在していました。

見どころ

特に本町あたりが宿場町の街道情緒をよく残しています。裕福な家にしか設けられなかったうだつは防火用または身分の象徴ともいわれ、ここから「うだつがあがらない」という言葉が生まれました。

また、宿場内の道は軍事上の必要からか客止めの策からか、鍵の手に曲がっていて、いわゆる"枡形"を形作っています。

Information

名称
中津川宿
(なかつがわじゅく)
リンク
公式サイト
住所
岐阜県中津川市本町
電話番号
0573-66-1111
アクセス

中津川駅から徒歩で5分

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