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道の駅 飛騨街道なぎさ

(みちのえき ひだ かいどう)

縄文の風を感じ、五感で味わう、飛騨の恵み

飛騨の山々が連なる国道41号沿いに佇む道の駅「飛騨街道なぎさ」は、岐阜県高山市久々野町渚に位置します。縄文時代の竪穴建物をイメージした「縄文シンボルタワー」がランドマークとしてそびえ立ち、訪れる人々を魅了しています。この道の駅は、地域の特産品であるリンゴを使用したアップルパイが冬季限定、数量限定で販売されることでも知られています。

久々野町と縄文の里の結びつき

「飛騨街道なぎさ」は、飛騨中央と北アルプスの裾野に広がる高原、さらに堂之上遺跡のある縄文の里として知られる久々野町に位置しています。この道の駅の外観は、縄文時代の竪穴住居を現代風にアレンジしたデザインが特徴です。施設内には、新鮮な地元野菜の直売所、焼きたてパンのコーナー、ジェラートのコーナー、おみやげ品の販売エリア、そして見学可能な加工場が備わっています。

地元の名産品が集う場所

道の駅「飛騨街道なぎさ」は、「久々野町の名物を生かしたい」という地元の想いから誕生しました。特にリンゴは多種多様で、訪れる人々は自分の好みに合ったリンゴを見つけることができます。さらに、リンゴを使用したジェラートやジュース、菓子類も人気です。冬季限定のアップルパイは予約必須の商品で、地元の果樹園の奥様方が一つ一つ手作りしています。このアップルパイは、リンゴがたっぷり入っており、ずっしりとした重みが特徴です。

地域の特産品と加工品

久々野町のリンゴを使用した加工品も豊富に取り揃えられており、高山市の「打保屋」が作るリンゴのげんこつは特に人気のお土産です。また、リンゴが入った朴葉味噌やリンゴの羊羹など、ユニークな商品もラインナップされています。敷地内にはジュース加工場もあり、トマト、リンゴ、桃を使用したジュースが瓶詰めされ、販売されています。これらは1リットルと180ミリリットルの2種類があり、道の駅内の売店で購入することができます。

季節ごとの豊富な農産物

道の駅「飛騨街道なぎさ」の野菜直売所では、地元農家による高冷地野菜や果実、シイタケなどが毎日新鮮な状態で並びます。販売品目は季節ごとに変わり、春には山菜やワラビ、タラの芽、コシアブラなどが、夏にはサクランボ、ブルーベリー、モモ、トマト、トウモロコシなどが並びます。秋にはリンゴやナシ、ハクサイ、赤カブ、大根が豊富に取り揃えられ、冬には大豆、エゴマ、小豆などが主に販売されます。年間を通じてしいたけも取り扱われており、そのボリュームと価格に驚くことでしょう。

手作りパンとジェラートの魅力

道の駅「飛騨街道なぎさ」では、美味しい手作りパンの香りに包まれています。久々野産の果物や野菜を使用したパンが毎日焼かれており、10~15種類のパンが揃います。お昼時には行列ができるほどの人気で、午後には売り切れることもあります。また、隣接するジェラートコーナーでは、久々野産の果物を使用したジェラートが楽しめます。桃やリンゴ、かぼちゃなどのフレーバーがあり、収穫の時期にはその味を生かしたコンポートもジェラートとして提供されます。

新鮮なジュースと地元の味

久々野町で採れた新鮮な果物や野菜を使ったジュースも、この道の駅で楽しむことができます。地元のお母さんたちが手作りで加工した100%のジュースは、その新鮮さをそのまま味わうことができます。さらに、施設内のレストランでは、ヘルシーな縄文うどんや薬膳中華、天然鮎を使った鮎めしなどが提供されており、訪れる人々に地元の味を楽しんでいただけます。

飛騨川と自然を楽しむスポット

道の駅「飛騨街道なぎさ」の裏手には飛騨川が流れ、豊かな自然を楽しむことができます。川沿いの散歩道では、せせらぎを聞きながら散策を楽しむことができ、橋を渡れば観光ヤナ場が広がっています。夏には岩魚取りが体験できるなど、自然を満喫できるアクティビティも豊富です。

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名称
道の駅 飛騨街道なぎさ
(みちのえき ひだ かいどう)

飛騨・高山・白川郷

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