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飛騨・高山・白川郷

飛騨、高山、白川郷の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

飛騨 高山 白川郷 観光ガイド

飛騨・高山・白川郷の観光・旅行 Info

高山市内の見どころ

高山陣屋

江戸時代の代官所として使われた建物で、国の史跡にも指定されています。内部では役人の仕事部屋や拷問具などを見学でき、江戸時代の行政と暮らしを体感できます。

古い町並み(三町伝統的建造物群保存地区)

「飛騨の小京都」とも呼ばれる情緒ある街並みが広がるエリア。昔ながらの商家、造り酒屋、喫茶店、民芸品店が立ち並び、散策にぴったりです。

宮川朝市

地元の農産物や民芸品が並ぶ朝市で、地元の雰囲気を味わえる人気スポットです。午前中がメインで、9〜12時頃が最も賑わいます。

飛騨高山まちの博物館

高山の歴史、祭り、建築、民芸などを紹介する複合施設で、高山の伝統文化を一度に学べる場所です。

飛騨の里

合掌造りなどの古民家を移築・復元した野外博物館で、飛騨の農村文化を五感で体験できます。わら細工や餅つきなどの体験イベントも開催されています。

白川郷の見どころ

白川郷合掌造り集落(世界遺産)

1995年にユネスコ世界遺産に登録された、日本を代表する合掌造りの村落。春は新緑、夏は田園、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の美しさが楽しめます。

和田家住宅

白川郷で最も保存状態が良い合掌造り家屋の一つ。築300年以上とされ、国の重要文化財にも指定されています。内部見学が可能で、当時の暮らしを感じられます。

荻町城跡展望台

集落全体を見渡せる定番の絶景スポット。特に雪の季節の眺めは「日本の原風景」と称されるほどの美しさで、カメラを持っていくのがおすすめです。

白川郷温泉「白川郷の湯」

観光の疲れを癒せる日帰り温泉施設。露天風呂からは合掌集落を眺めることもできます。

飛騨市・周辺地域の見どころ

飛騨古川の町並み

高山から電車で約15分の場所にある落ち着いた町。白壁の蔵や瀬戸川沿いの景観が美しく、映画「君の名は。」の舞台としても知られています。

飛騨市まちなか観光

飛騨市には、飛騨古川まつり会館や飛騨牛を使ったグルメスポットも多数。のんびりと歩いて楽しめる町です。

新穂高ロープウェイ

標高2,156mの山頂展望台まで登れるロープウェイで、北アルプスの大パノラマを一望できます。四季の変化が豊かで、秋の紅葉や冬の雪景色は特に人気です。

平湯温泉

上高地や新穂高への拠点にもなる名湯の一つ。多くの旅館や日帰り入浴施設があり、自然に囲まれた癒しの時間を過ごせます。

飛騨・高山・白川郷のグルメガイド

飛騨・高山・白川郷の名産品

飛騨牛(ひだぎゅう)

飛騨地方を代表するブランド和牛で、きめ細かい霜降りとやわらかな肉質が特徴です。焼肉やすき焼き、ステーキだけでなく、にぎり寿司やコロッケ、串焼きなど多彩な調理法で提供されています。

朴葉味噌(ほおばみそ)

朴の木の葉に味噌を乗せて焼く郷土料理。味噌にはネギやシメジなどの具材を加えることが多く、香ばしい香りが食欲をそそります。ごはんのお供として定番です。

漬物ステーキ

飛騨地方ならではの家庭料理で、白菜漬けや野菜漬けを卵と一緒に焼いた郷土食です。居酒屋や定食屋でもよく提供されており、冬場の定番メニューとなっています。

高山ラーメン(中華そば)

あっさりとしたしょうゆベースのスープに、ちぢれ細麺を合わせたラーメン。チャーシューやメンマ、ネギのシンプルなトッピングが特徴で、地元では「中華そば」とも呼ばれています。

赤かぶ漬け

飛騨地方特産の赤かぶを使用した漬物で、見た目の美しさと独特の風味が人気です。家庭用にも贈答用にも適しています。

人気のローカルレストラン

甚五郎らーめん(高山)

高山ラーメンの老舗店で、観光客にも地元民にも愛される名店。あっさりしたスープともちもちの麺が評判です。

丸明 高山店

飛騨牛をリーズナブルに味わえる精肉直営の焼肉店。飛騨牛の炭火焼きや飛騨牛握り寿司が人気で、肉の品質に定評があります。

豆天狗(まめてんぐ)

こだわりの醤油ラーメンが人気のラーメン専門店。高山ラーメンの中でも、しっかりした味わいでファンが多いお店です。

手打ちそば 萬代庵(白川郷)

合掌造りの建物内でいただく手打ちそばが絶品。地元のそば粉を使用し、山菜や天ぷらと一緒に提供される人気店です。

飛騨牛にぎり専門店「こって牛」(高山の古い町並み)

観光客に大人気の食べ歩きグルメ。飛騨牛をさっと炙り、にぎりにしたものを手渡しで提供。食べ歩きスタイルで気軽に味わえます。

おすすめのお土産

飛騨さるぼぼ

飛騨地方の伝統的な人形で、厄除けや安産祈願のお守りとして親しまれています。色とりどりの種類があり、キーホルダーや雑貨としても人気です。

高山せんべい

昔ながらの製法で作られた醤油味や味噌味のせんべい。香ばしく、素朴な味わいが楽しめます。お茶うけにぴったりです。

地酒(飛騨の酒)

飛騨地方には多くの酒蔵があり、冷涼な気候と清らかな水で仕込まれた地酒が豊富です。「久寿玉」「蓬莱」「天領」などが有名です。試飲もできる酒蔵もあります。

飛騨牛カレー・牛しぐれ煮

飛騨牛を使用した加工食品で、レトルトカレーや瓶詰のお惣菜として人気。お土産としてもらって喜ばれるアイテムのひとつです。

飛騨の木工製品・漆器

飛騨の匠の技が光る家具や雑貨、漆器など。実用的かつ美しいデザインで、観光客に人気の高い土産品です。

飛騨・高山・白川郷の季節の祭り・イベント

日本を代表する伝統行事が息づく地

岐阜県北部に広がる飛騨・高山・白川郷は、豊かな自然とともに歴史ある祭りや伝統行事が多く継承されている地域です。ここでは、四季折々に開催される代表的な祭りやイベントをご紹介いたします。

春と秋の風物詩「高山祭」

春の山王祭(さんのうまつり)【4月14日・15日】

高山市の日枝神社の例祭で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。12台の豪華絢爛な屋台が町を巡り、からくり人形の演舞が披露されます。春の高山に咲く桜と、鮮やかな屋台のコントラストが美しい光景を作り出します。

秋の八幡祭(はちまんまつり)【10月9日・10日】

櫻山八幡宮の例祭で、春祭りと並ぶ高山祭のもう一つの顔です。秋の紅葉とともに屋台が街中を巡行し、夜には提灯を灯した幻想的な「夜祭」も開催され、訪れる人々を魅了します。

特徴:

どちらの祭りも「動く陽明門」とも称される精巧な屋台が見どころで、細工や彫刻はまさに芸術品。全国から多くの観光客が訪れる人気イベントです。

世界遺産・白川郷のライトアップイベント

白川郷ライトアップ【1月・2月の数日間】

雪に覆われた合掌造り集落がライトアップされる冬の一大イベント。幻想的な雰囲気に包まれた世界遺産の村は、国内外のカメラマンや観光客に大変人気があります。予約制で人数制限があるため、事前準備が必須です。

飛騨古川の祭り

古川祭(ふるかわまつり)【4月19日・20日】

高山祭と並ぶ飛騨三大祭のひとつ。勇壮な「起し太鼓(おこしだいこ)」が有名で、大太鼓を担いだ若衆たちが町を練り歩きます。絢爛な屋台とともに、勇ましさと華やかさが融合した祭りです。

飛騨の夏の風物詩

飛騨高山手筒花火大会【8月9日】

手筒花火を用いた迫力満点の花火大会。火の粉を浴びながら抱える手筒はまさに男の祭りといった風情です。夏の夜を情熱的に彩ります。

白川郷どぶろく祭【10月14日〜19日】

白川郷の3つの神社で行われる収穫祭で、参拝者にどぶろく(濁り酒)を振る舞う習慣があります。神楽舞や獅子舞など、白川郷独自の文化が色濃く残る神事です。

冬のイベント

飛騨の里 冬のライトアップ

高山市内にある「飛騨の里」では、伝統家屋と雪景色が調和した夜間ライトアップが冬の時期に行われます。ロウソクと行灯のあかりが幻想的な空間を演出し、寒さを忘れるひとときが味わえます。

飛騨・高山・白川郷の気温・天候

年間を通して変化に富む自然環境

岐阜県北部に位置する飛騨・高山・白川郷は、標高が高く、内陸性の気候の影響を強く受ける地域です。季節ごとに気温や天候が大きく異なり、四季折々の自然美と厳しさを体感することができます。以下では、それぞれの季節の特徴を詳しくご紹介いたします。

春(3月〜5月)

気温と気候

春の訪れは比較的遅く、3月上旬はまだ雪が残ることもあります。4月になるとようやく暖かさを感じられ、5月には日中20℃近くまで気温が上がります。

特徴

春の高山では桜が4月中旬〜下旬に見頃を迎え、古い町並みと桜の風景が美しく調和します。また、春の高山祭(山王祭)もこの時期に開催され、観光に最適なシーズンです。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と気候

梅雨の時期には雨の日が続き、湿度が高く蒸し暑さを感じることも。ただし、標高が高いため本州の他地域に比べて比較的涼しく、日中は20〜25℃程度になることが多いです。

特徴

雨の白川郷や飛騨の里は、しっとりとした情緒ある雰囲気に包まれます。観光には傘やレインコートの携帯がおすすめです。土砂崩れに注意が必要な道もありますので、道路情報の確認を忘れずに

夏(7月下旬〜9月上旬)

気温と気候

夏は日中の最高気温が30℃前後まで上昇することもありますが、朝晩は20℃を下回ることもあり涼しく過ごしやすいのが特徴です。湿気はありますが、都会に比べて快適です。

特徴

高原の爽やかな気候と豊かな緑に包まれた美しい自然が魅力。山歩きやキャンプ、川遊びなどアクティビティが楽しめる時期です。また、飛騨高山の夏祭りや手筒花火大会などのイベントも開催されます。

秋(9月中旬〜11月)

気温と気候

9月中旬頃から気温が徐々に下がり、10月には日中20℃前後・朝晩10℃以下と冷え込む日も出てきます。11月には初雪が観測されることもあります。

特徴

紅葉の名所としても有名な地域で、特に10月下旬〜11月上旬にかけて見頃となります。赤や黄色に染まる山々と合掌造り集落の風景は必見です。秋の高山祭(八幡祭)も観光の目玉です。

冬(12月〜2月)

気温と気候

冬は非常に寒く、1月の平均気温は氷点下。積雪量も多く、白川郷や高山の町は一面の雪景色になります。最低気温が-10℃を下回る日もあり、防寒対策は必須です。

特徴

雪に覆われた合掌造りの集落や、飛騨の里の冬のライトアップなど、幻想的な風景が楽しめるシーズンです。雪道の運転には注意が必要なため、公共交通機関の利用も検討しましょう。

台風や自然現象に関する注意点

台風の影響

飛騨・高山・白川郷は内陸に位置するため、台風の直撃は少ないですが、豪雨や強風の影響を受けることはあります。山間部では土砂崩れや通行止めに注意が必要です。

冬季の積雪と道路状況

12月〜3月にかけての積雪量は非常に多く、道路の凍結や通行止め、交通機関の遅延が発生する場合があります。スタッドレスタイヤやチェーンの準備、最新の気象情報の確認が大切です。

飛騨・高山・白川郷へのアクセス

飛騨・高山・白川郷は、岐阜県北部の山間に位置する自然と歴史の豊かな地域です。公共交通機関や車を利用してのアクセス方法をご紹介いたします。移動手段をしっかり把握しておくことで、旅行をよりスムーズに楽しむことができます。

主要都市からのアクセス

東京からのアクセス

電車(新幹線+特急)
東京駅 →(東海道新幹線)→ 名古屋駅(約1時間40分)
名古屋駅 →(特急ひだ)→ 高山駅(約2時間30分)
合計:約4時間10分

バス
新宿駅から直通の高速バスもあり、高山まで約5時間30分白川郷まで約6時間かかります。

名古屋からのアクセス

電車
名古屋駅 →(特急ひだ)→ 高山駅(約2時間30分)
高山駅から白川郷へは濃飛バスで約50分


名古屋から東海北陸自動車道を利用して高山まで約2時間30分、白川郷までは約3時間。

大阪・京都からのアクセス

電車
大阪駅 →(新幹線)→ 名古屋駅 →(特急ひだ)→ 高山駅(約3時間40分)
京都駅 →(新幹線)→ 名古屋駅 →(特急ひだ)→ 高山駅(約3時間10分)

バス
大阪(梅田)や京都から高山まで直通高速バスあり(約4時間〜4時間30分)

金沢からのアクセス

バス
金沢駅から白川郷へは濃飛バスまたは北陸鉄道バスで約1時間15分
白川郷から高山へは濃飛バスで約50分です。

白川郷へのアクセス詳細

公共交通機関

高山駅・金沢駅・富山駅・名古屋駅などから出発する高速バスが白川郷に停車します。特に濃飛バス北陸鉄道バスの利用が便利です。

車でのアクセス

東海北陸自動車道「白川郷IC」からすぐ。
冬季は積雪・凍結が多いためスタッドレスタイヤやチェーンが必須です。

地域内の移動手段

高山・白川郷間は濃飛バスで結ばれており、観光に便利です。高山市内は徒歩やレンタサイクルでも移動可能です。白川郷では観光地が集まっているため、徒歩での散策が一般的です。

アクセスのポイント

飛騨・高山・白川郷の移動手段

飛騨・高山・白川郷は山間にあるため、都市部とは異なる独自の交通事情があります。効率よく観光地を巡るためには、事前に地域内の移動手段を把握しておくことが重要です。以下に、各地域の移動手段を詳しくご紹介いたします。

高山市内の移動手段

徒歩での観光

高山市の中心部(旧市街・さんまち通り・高山陣屋など)は、徒歩圏内に主要観光スポットが集中しているため、ゆっくりと歩いて散策するのが最適です。

レンタサイクル

市内ではレンタサイクル(貸し自転車)サービスも充実しており、天候の良い日にはおすすめの移動手段です。高山駅周辺や市内観光案内所などで借りることができます。

路線バス

高山市内にはいくつかの路線バスが運行されています。
特に「まちなみバス」は、主要観光地をめぐる観光用ルートとして便利です。

タクシー

駅前や観光地付近にタクシー乗り場があり、短距離の移動に最適です。人数が多い場合や荷物が多い時にも重宝します。

高山~白川郷間の移動

濃飛バス

高山駅から白川郷へのアクセスには濃飛バス(高速バス)が便利です。所要時間は約50分で、1日に複数便運行されています。事前予約が推奨されます。

車(レンタカー)

時間に縛られず自由に観光したい方には、レンタカーの利用がおすすめです。高山駅周辺には多数のレンタカー会社があります。
ただし、冬季(12月~3月)は積雪や凍結に要注意です。

白川郷内の移動手段

徒歩

白川郷合掌造り集落は徒歩での観光が基本です。道は整備されており、のんびりとした雰囲気の中で歴史ある町並みを楽しむことができます。

シャトルバス(冬季のみ)

冬のライトアップイベント期間中などは、白川郷内でシャトルバスが運行される場合があります。混雑が予想されるため、公共交通機関の利用や事前の情報確認が大切です。

その他の便利な移動手段

観光タクシー・貸切バス

高山駅周辺では、観光地を巡る貸切タクシー貸切バスのサービスも提供されています。ガイド付きのプランなどもあり、短時間で効率的に観光したい方に最適です。

JR高山本線

高山駅はJR高山本線の主要駅であり、飛騨古川や下呂方面へのアクセスも可能です。列車の本数は限られているため、時刻表の事前確認が必要です。

飛騨・高山・白川郷の観光コース

飛騨・高山・白川郷は、岐阜県北部の自然と歴史文化が融合する人気観光エリアです。
合掌造りの集落や伝統的な町並み、山間の温泉地など、見どころが多いため、目的別に観光コースを組むのがおすすめです。

1日で巡るモデルコース

【高山市内を満喫】歴史と食を楽しむ1日プラン

  1. 高山駅出発(朝9:00)
  2. 宮川朝市で地元の野菜やお土産を散策(9:30~10:30)
  3. さんまち通りを散策(10:30~12:00)
    古い町並み、酒蔵、みたらし団子を楽しむ
  4. 昼食(12:00~13:00)
    飛騨牛の寿司やステーキがおすすめ
  5. 高山陣屋見学(13:30~14:30)
  6. 日下部民藝館など町屋見学(15:00~16:00)
  7. 高山駅帰着

日帰り+白川郷を巡る1泊2日モデルコース

【高山+白川郷を楽しむ】名所凝縮の2日間

1日目:高山市内観光
2日目:白川郷

ゆったり派向け:2泊3日満喫コース

【飛騨エリアの奥深さに触れるコース】

1日目:高山市内散策

高山駅から徒歩で市内を散策。古い町並みや高山陣屋、酒蔵めぐりを堪能。夜は飛騨牛料理を味わい、旅館で温泉を楽しむ。

2日目:白川郷

朝のバスで白川郷へ。合掌造りの家屋をめぐり、四季折々の風景を堪能。ライトアップイベント(冬)期間なら夜まで滞在もおすすめ。

3日目:飛騨古川へ

JR高山本線で飛騨古川へ移動(約20分)。瀬戸川と白壁土蔵の街並み飛騨の匠文化館などを散策。ゆったりとした風情の中で締めくくり。

季節限定・特別コース

春:高山祭観覧(4月)

豪華な屋台が街を練り歩く「春の高山祭」に合わせて訪問するのもおすすめ。屋台会館やからくり人形の実演も見どころです。

秋:紅葉と温泉を楽しむ旅

新穂高ロープウェイや白川郷周辺の山々は紅葉の名所。宿泊は奥飛騨温泉郷で、山々に囲まれた露天風呂を堪能。

冬:幻想的なライトアップ

1月〜2月にかけて開催される白川郷ライトアップイベントでは、雪に包まれた合掌造りの集落が幻想的に照らされます。事前予約制のため早めの計画を。

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