大垣市郷土館は、岐阜県大垣市にある博物館であり、歴代大垣藩主(戸田氏)の肖像や武具、そして大垣市出身やゆかりのある画家や書道家の作品を展示しています。
大垣市郷土館では、以下のような展示が行われています。
ここでは、歴代藩主の肖像や武具、九曜紋入の調度品が展示されています。ヘッドホンによる解説もあり、歴代藩主の歴史を詳しく学ぶことができます。
郷土の先賢たちの美術品が展示されています。これらの作品を通じて、江戸時代から昭和にかけての大垣市の文化と芸術を感じることができます。
郷土歴史室では、大垣の歴史と現況を紹介しています。年表や資料が展示されており、地域の歴史を深く理解することができます。
玄関ロビーには、戸田氏鉄公の馬上像(複製)、戸田氏共公の胸像、大垣城郭の200分の1模型、関ヶ原合戦絵図屏風(複製)が展示されています。
郷土の古今の作家による展覧会や、郷土大垣の写真展などが行われています。地元の芸術作品を鑑賞することができます。
会議や茶会などに使用できる和室会議室もあります。日本の伝統的な雰囲気の中で、さまざまなイベントが開催されています。
大垣市郷土館は、歴代大垣藩主戸田公の顕彰を目的としており、戸田氏鉄が寛永12年(1635年)に大垣城に入城してから350年を記念して、1985年(昭和60年)10月9日に開館しました。歴代藩主の肖像や武具、調度品の他、大垣市ゆかりの人物の美術品や資料を展示しています。
大垣市郷土館は、大垣公園の北西に隣接し、大垣城にも近い場所に位置しています。観光の拠点として非常に便利な立地です。敷地は大垣藩最後の家老戸田鋭之助の屋敷跡であり、正門と塀(附船板塀)は当時のまま保存されています。
敷地内には、盆栽と石畳からなる日本庭園があり、四季折々の姿を楽しむことができます。特に、樹齢500年を超す見事なサツキの盆栽が見どころです。
大垣市郷土館は、郷土大垣の歴史的風土を築き上げてきた先賢たちの美術品を通して、ふるさと大垣のおいたちと現況を紹介し、郷土文化の向上を願う施設です。訪れる人々に大垣の歴史と文化を五感で感じてもらうことができます。