道の駅富有柿の里いとぬきは、岐阜県本巣市上保にある国道157号沿いの道の駅です。その名の通り、一帯が富有柿(柿の一種)の産地から名づけられました。
道の駅富有柿の里いとぬきは、2000年(平成12年)4月にオープンしました。展示販売コーナーでは、柿アイス、柿ジャム、柿肉のタレなどの特産品を販売しています。富有柿の収穫時期には、新鮮な富有柿の直売も行われます。
隣接する富有柿センターでは、柿の収穫や農業体験ができ、地元農産物の販売を行うふれあいセンターもあります。これにより、訪れる人々は新鮮な農産物を直接購入することができます。
「富有柿の里」の名の通り、秋の柿シーズンには多くのお客さんで賑わいます。富有柿だけでなく、早秋や太秋など他の品種の柿も取り扱っており、冷蔵柿もあるため、収穫シーズンが終わっても甘い柿を2月頃まで楽しめます。
柿を使った加工品も豊富に揃っています。「柿アイス」は岐阜農林高校とマル糸柿振興会がコラボして作ったもので、富有柿の果肉を40%使用しており、その味と香りを存分に楽しめます。「柿ジャム」は糸貫地区の女性グループが、大粒で甘みの強い富有柿を贅沢に使用して製造しています。さらに、焼肉のたれとしても使える「柿肉のたれ」は、柿を使った甘辛味が特徴で、さまざまな料理におすすめです。
ふれあいセンターでは、地元生産者が作る新鮮な青果を販売しています。柿だけでなく、地元のさまざまな野菜が並び、訪れる人々に新鮮な食材を提供しています。
本巣市の特産品である富有柿を核として、都市と農村の交流を目指した「富有柿の里」の一体的な施設として当駅が設けられました。ここには、船来山遊歩道、ふれあい広場、古墳と柿の館、バーベキューハウス、ふれあいセンター、柿展示園などの施設があり、訪れる方々にゆったりと楽しく過ごして頂くことができます。
隣接する「柿展示園」では、国内外で生産されている約80品種の柿を展示しており、珍しい品種の柿を見ることができます。柿好きにはたまらないスポットです。
近くの農業用水では、5月下旬から6月中旬にかけてホタルを見ることができます。岐阜県の南西部にある本巣市で、特産品の富有柿を核として都市と農村の交流を目指した「富有柿の里」の一体的な施設として設けられた当駅は、訪れる人々に自然との触れ合いや地元の特産品を楽しむ機会を提供しています。