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寺尾ヶ原 千本桜公園

(てらおがはら せんぼん さくら こうえん)

桜のトンネルが彩る春の絶景

岐阜県関市にある寺尾ヶ原千本桜公園は、春になると約1000本の桜が咲き誇り、見事な「桜のトンネル」が現れる、岐阜県を代表する桜の名所です。この公園は岐阜県選定の「飛騨・美濃さくら三十三選」にも選ばれており、毎年多くの観光客が訪れます。

桜のトンネルとその美しさ

寺尾ヶ原千本桜公園には、約1000本の桜が植えられており、毎年4月中旬に満開を迎えます。桜並木は全長2kmにわたり、見事な「桜のトンネル」を作り出します。シーズン中には並木沿いに「ぼんぼり」が飾られ、たくさんの屋台でにぎわいます。夜間にはライトアップも行われ、幻想的な風景を楽しむことができます。

飛騨・美濃さくら三十三選

寺尾ヶ原千本桜公園は、その美しさから「飛騨・美濃さくら三十三選」に選ばれています。全長2キロにわたる桜並木は、関市武芸川町の北部、標高220mの寺尾峠と寺尾地域を結ぶ県道沿いにあります。道路を挟んで植えられている桜が「桜のトンネル」を作り出し、ライトアップされた夜の桜は昼間とは違った魅力を見せてくれます。

寺尾ヶ原千本桜公園の誕生物語

寺尾ヶ原千本桜公園の歴史は昭和初期にさかのぼります。終戦後の1950年(昭和25年)に岐阜バスの路線が運行を開始し、昭和26年にこの地域に待望のバス路線が開通し、岐阜県道59号北野乙狩線の寺尾峠と寺尾地区の間に地元民の間に桜を植えようという気運が高まりました。

1952年(昭和27年)に寺尾区民総出で300本の桜の苗木が植えられ、これが寺尾ヶ原千本桜の始まりです。戦後の平和を願って桜が植えられました。現在では桜の名所として知られ、県立奥長良自然公園にも指定されています。1969年(昭和44年)には奥長良川県立自然公園の一部に指定されました。

五感で楽しむ観光スポット

寺尾ヶ原千本桜公園は、美しい桜を鑑賞するだけでなく、五感で楽しむことができる観光スポットです。春には多くの茶店が軒を連ね、飲食を共にしながら桜を楽しむことができます。また、標高220mの山の中にあるため、静かで自然の音や鳥のさえずりが聞こえます。開花シーズンには心地良い風が吹き、桜の香りを楽しむことができます。視覚、味覚、聴覚、触覚、嗅覚の五感をフル活用することで、さらに感動すること間違いなしです。

見ごろとイベント

寺尾ヶ原千本桜公園の桜は、毎年4月上旬から中旬が見ごろです。関市武芸川町の北部、標高220メートルの寺尾峠と寺尾地区を結ぶ県道沿いに続く桜並木は、見事な『桜のトンネル』を作り出します。開花シーズンには夜間のライトアップも実施され、ライトに浮かび上がる桜は、昼間とはひと味違う様子を見せてくれます。

Information

名称
寺尾ヶ原 千本桜公園
(てらおがはら せんぼん さくら こうえん)

岐阜市・大垣・関ヶ原

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