円空ゆかりの地に伝わる仏像と文化財
江戸時代前期の天台宗の僧侶であった円空は、全国を行脚するなかで、隣接する高賀神社を訪れ、修業を行ったと伝えられています。
高賀神社には、円空仏の最後の作といわれる歓喜天像をはじめ、多数の仏像が奉納されています。これらは「高賀神社伝来円空作仏像群」として伝えられ、岐阜県指定文化財となっています。
洞戸地域の文化財を伝える展示施設
関市洞戸円空記念館は、こうした円空仏や高賀神社をはじめとする旧洞戸村の文化財を展示・紹介する施設として創設されました。
洞戸村が関市に編入された後、市内には「関市洞戸円空記念館」と「円空館」という、円空仏を展示する施設が並立しています。関市洞戸円空記念館は、旧洞戸村に伝わる文化財を中心に紹介する施設であり、市内に所在する円空仏を定期的に入れ替えて展示する円空館とは、それぞれ異なる役割を担っています。