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関鍛冶伝承館

(せき かじ でんしょうかん)

700年の伝統を今に伝える刀剣と刃物の博物館

関鍛冶伝承館は、700年にわたる関鍛冶の技を今に伝える施設で、日本刀ができるまでの過程をさまざまな資料展示で紹介しています。日本刀鍛錬場や技能師実演場も併設しており、刃物まつりなどで一般公開されています。

「折れず、曲がらず、よく切れる」と評判の関鍛冶の刀は、信長や家康など多くの武将たちに認められていました。関の孫六こと2代目兼元の名刀も展示しており、11月8日の「刃物の日」には刃物供養祭も行っています。

刀剣展示室

家康が活躍した時代の刀匠らの刀剣が展示されており、映像による匠の技の紹介や関鍛冶誕生の歴史、刀装具など貴重な資料も展示されています。

刃物展示室

現代ナイフ作家の作品展示や企画展が行われています。関鍛冶の技と歴史を映像・資料・展示で紹介し、関を代表する兼元・兼定の日本刀やカスタムナイフ、国内外のナイフ作家の作品も展示されています。

刀匠の技法 古式日本刀鍛錬実演

月に一度、700年以上続く関鍛冶の卓越した伝統の技法を受け継ぐ現代の刀匠たちによる古式日本刀鍛錬実演を一般公開しています。「トンテンカン」のリズムが心地よく、火花が舞い散る迫力の光景が楽しめます。また、同日に館内では研ぎ師や鞘師等、日本刀の研磨外装技術技能士による技能公開も行われます。

企画展

関鍛冶伝承館では、常設展示とは別に、初心者から玄人まで幅広い日本刀ファンが楽しめる企画展を定期的に開催しています。漫画、アニメ、映画等とのコラボ企画展もあり、日本刀文化と関鍛冶の魅力を若者世代にも伝えています。過去にはエヴァンゲリオン、バケモノの子、スターウォーズなどとのコラボ実績があります。

施設案内

1階
刀剣展示室
関鍛冶の歴史や刀装具資料の展示
刀匠・刀剣技能師の実演場
映像紹介

2階
近現代刃物産業製品の展示
カスタムナイフ作家のナイフコレクションの展示

古式日本刀鍛錬および外装技術の公開

打初め式: 1月2日(10:00〜)
定例一般公開日: 毎月第1日曜日(10月と1月を除く)(10:30〜、13:30〜)
刃物まつり一般公開日: 10月体育の日の前の土・日曜日(10:30〜、13:30〜、15:00〜)

Information

名称
関鍛冶伝承館
(せき かじ でんしょうかん)
リンク
公式サイト
住所
岐阜県関市南春日町9-1
電話番号
0575-23-3825
営業時間

9:00~16:30

定休日

火曜日・祝日の翌日(いずれも休日を除く)

料金

大人 300円
高校生 200円
小中学生 100円

駐車場
20台 大型バス 2台
アクセス

長良川鉄道せきてらす前駅より徒歩3分
東海北陸自動車道関ICより車で15分

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